「もしもボイトがあなたの上司だったなら」「シカゴ P.D.」シーズン6第10話編

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海外ドラマ専門チャンネルAXNにて放送中の「シカゴ P.D.」シーズン6。ハンク・ボイト率いるシカゴ警察特捜班のメンバーの生き様を描いた大ヒットシリーズです。“シカゴ・ファミリー”のキャラクターの中でもひときわ存在感が大きい特捜班のリーダーであるハンク・ボイトの発言を記して行くボイト応援企画!

さて、前回の衝撃のエンディングからはや一週間。現場のボイト、アントニオ、ルゼックは、どんな行動をとるのか!?

今回はオープニングからハラハラものです。
ボイトは当然アントニオを守るために自分が何とかしようとするであろうとは思っていましたが…、ルゼックの独断偽装証言!
今日のボイト率いる特捜班のメンバーのコメントは、それぞれ一言一句を書き留めたいところですが、ボイトの台詞を軸に見て行きましょう。

第10話 [同類」/ BrotherhoodのあらすじはAXN公式サイトでチェック!
https://www.axn.co.jp/programs/chicagopd/episodes/06_010

娘のエバを誘拐した犯人をブチのめし、歯止めがきかなくなってそのまま転落死させてしまったアントニオ。ボイトは、シラフの状態ではなかったアントニオを現場から逃がします。自分が彼の身代わりになろうとその場でルゼックにもねつ造のシナリオを伝えますが…。ルゼック、どうしても納得が行きません!

 

ルゼック:「そんな、ダメです! ボスが罪を被るなんて…」

ボイト   :「俺はお前の意見なんざ聞いていない。アダム、俺に従う気はあるのか!?」

ルゼック:「もちろんです。」

 

って言って、階段降りてる間にやっぱり自分の意見で考えてしまったんでしょうね。というか「もちろんです」って反射的にボイトには答えていたようですが、現場に駆けつけた調査員にはボイトの描いたシナリオとは違う説明を淡々とし始めるルゼック。

 

 

その後一旦署に戻り、今回の事件の捜査へ向かう車中、ボイトとルゼックは二人でまた話をします。

 

ボイト   :「自分が何をしたかわかってない。目撃者がいるかも。
       カメラもだ。映像が残っているかもしれない。
       携帯があったんだ、アントニオがいたことがばれるかもしれないし、DNAも。」

ルゼック:「ボス…」

ボイト   :「話はまだ終わってない!」

ルゼック:「それはボスが身代わりになったとしても同じことでしょう?」

ボイト   :「自分を何様だと思ってるんだ? 俺を守る気か? 守るのは俺だ。
        それが俺の仕事だ。
        アントニオがあの場にいることを許した俺の責任だ。
        これから先、この件では一言もしゃべるな。わかったか。」

ルゼック:「…はい。」

ボイト   :「わずかなひび割れでさえ命取りになる。全員が崖っぷちなんだ。」

ルゼック:「やるべきことをやったのに、なんでですか?」

ボイト   :「半年前にアルを亡くした。

ルゼック:「…あれとは違う。」

ルゼックは今シーズン第5話で自分の父親の件でもボイトに更なる厚い恩を感じていますし、アルを亡くした直後に清廉潔白な状態のアントニオと、ボイトを守るための証言の方向性のくい違いで、その後もお互いイラつき合っていました。が、最近徐々に関係性回復してきていた矢先、まさかのアントニオのこの失態…。うーん、なかなか複雑なところだと思いますが、ボイトがアントニオを庇う以上はそれを擁護しますよね。でもボイトが疑われたら特捜班の存続自体が危ぶまれますから、とっさに自分を犠牲にしたっていうところは男気があり過ぎて、というか忠義に厚過ぎて、むしろ今のコンプライアンスだのそういうのを気にして生きてる私達からしてみるとちょっと引くぐらいの忠誠心です。今どきこんなふうに生きられる警官がいるんだなって、感動してしまいますが、それこそが「シカゴP.D.」。

「この件には全員一切首を突っ込むな」と釘をさすボイトですが、当然、アプトン的には黙ってはいられません。というか大変な事態になりそうな予感を抑えることは出来ないでしょう。ボイトと二人で話せるタイミングを見計らって、アプトン、ボイトの部屋へ行きます。

 

アプトン:「彼を止めてください。オリンスキーの件があって…」

ボイト   :「やめるんだ。話しなんぞ聞く気はない。
        怒っていようと、意見の違いだろうと、

        恋人に対する感情をはき出すつもりだろうと、
        今すぐ黙って後ろを向いて出て行け。」

アプトン:「その全部ですよ。私だって言いたくないんです。
      恋人のためにキャリアを棒に振りたくない。
      大事な人なのに、私には救えない。だから頼んでます。

ボイト   :「あいつを救うために俺もあらゆる手を尽くしている。片っ端からな。
        だが最後に決めるのはあいつで、俺じゃない。お前でもない。
     
これにはアプトンも深いため息つきながら部屋を出て行くしかないですね。とりあえず自分の伝えたいことはボスには通じているということがわかっただけでも、アプトンの気持ち的には少しだけ落ち着いたかもしれません。

ボイト、アルと一緒に映っている写真を見ます。

 

今回のアントニオの事件による顛末で、みんなが色々大事な人たちと話をするシーンが良いですね。アプトンはジェイとのパートナーシップもあって救われただろうし、ルゼックはトル―ディに夜中話を聞いてもらって自分の心を固く決めたみたいですよ。

 

さあ、次回を楽しみに待ちましょう!

 

<第1回のボイト語録はこちらからどうぞ。>
https://sally.asia/jp/2020/05/12/chicago_s601
<第2回のボイト語録はこちらからどうぞ。>
https://sally.asia/jp/2020/05/19/chicago_s602
<第3回のボイト語録はこちらからどうぞ。>
https://sally.asia/jp/2020/05/26/chicago_s603
<第4回のボイト語録はこちらからどうぞ。>
https://sally.asia/jp/2020/06/04/chicago_s604/
<第5回のボイト語録はこちらからどうぞ。>
https://sally.asia/jp/2020/06/10/chicago_s605/
<第6回のボイト語録はこちらからどうぞ。>
https://sally.asia/jp/2020/06/18/chicago_s606/
<第7回のボイト語録はこちらからどうぞ。>
https://sally.asia/jp/2020/06/24/chicago_s607/
<第8回のボイト語録はこちらからどうぞ。>
https://sally.asia/jp/2020/07/07/chicago_s608/

<第9回のボイト語録はこちらからどうぞ。>
https://sally.asia/jp/2020/07/07/chicago_s609/

 

「シカゴ P.D.(シーズン6)」
海外ドラマ専門チャンネルAXNで日本独占初放送!
字幕版:毎週金曜夜11時~放送中
二カ国語版:毎週月曜午前11時~放送中

© 2018 NBCUniversal Media, LLC

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