祝「シカゴ P.D.」シーズン6放送!「もしもボイトがあなたの上司だったなら」シーズン6第1話編

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日本でも海外ドラマ専門チャンネルAXNにて放送が始まった「シカゴ P.D.」シーズン6。ハンク・ボイト率いるシカゴ警察特捜班のメンバーの生き様を描いた大ヒットシリーズ、今シーズンはどんな展開になるのか楽しみにしているファンも多いはず。

 

“シカゴ・ファミリー”のキャラクターの中でもひときわ存在感が大きい特捜班のリーダーであるハンク・ボイトは、シカゴの街の平和のために、ありとあらゆる手段を使って善良な市民たちを守ります。

 

 

まずはハンク・ボイトという人物についておさらい

「シカゴ・ファイア」シーズン1に初登場の時のボイトを覚えていますか?
ええ覚えているでしょうとも。我らが正義のケイシー小隊長に対してのあの悪徳っぷり…。

当時完全にケイシー側目線で物語を見進めていた視聴者にとっては、排除したい存在でしたね。

 

しかしそのうちに、「うわー…またやばいやつ来ちゃったな…」⇒「え、オッサン、ひょっとしたらそんなに悪いやつじゃないってことなんですか?」と、どんどん気になる存在として注目を集めることになったボイト。そんな彼にしか就けない職が、シカゴ警察21分署特捜班の部長です。

とにかく結果重視。完全にコンプライアンスとか…彼には全く関係ありません。ボイトの行動にはこれまでも様々な人々が迷惑を被り(笑)、やり過ぎ行き過ぎの行動に顔面蒼白タジタジの部下たちも多かったですが、それでもみんながついて行くのは、彼が彼のやり方で、ガンガン星を挙げて行くからでしょう。

 

ちなみに今シーズンの第一話でも、停職中の身ではありますが、何食わぬ顔して、証拠が隠された家にあっさり潜入して、情報を聞き出すために札束をガス台で燃やしてましたね…。

 

前シーズンではその屈強なボイトにとって、痛恨の出来事がありましたが、さて、今シーズン、特捜班にはどんな事件が襲いかかってくるのでしょうか? これまで様々な苦しみ、悲しみ、痛みを乗り越えてきているボイトではありますが、さすがに今回ばかりは辛いと思いますので、みんなで応援していきましょう。

 

ということで、今シーズンのボイトを応援するために、視聴者である私たちも特捜班の一員となりきりまして、ボスのボイトの発言を心に刻んで行こうと思うわけであります!

 

シーズン6第一話「新たな掟」~ボイトの言葉

1.新たな捜査現場に入ろうとした矢先、前シーズンの発砲の件で停職処分を告げられたボイト。捜査の指揮をアントニオに任せることになり、ジェイ、ルゼック、アントニオが、それぞれ四の五の言い合います。そんな彼らに対して一言。

 

「おい、もうやめろ。何も心配いらん。くだらんことは言うな。この事件に集中しろ」

 

⇒はい。その通りですね。とてもわかりやすい指示です。さすがボイト、停職くらってもみんなを団結させて捜査に向かわせます。

 

2.ボイトに早く戻って来て欲しいルゼック、発砲事件の審議についてボイトに「ねえボス、手は打ってあります?」と聞きます。そんなルゼックにボイトは一言。

 

「いや。真実にゆだねる」

 

⇒これまでに"自分が正しいと思うこと"に関しては偽装行為もしてきたボイト。え、そんな自信満々にガラにも無いこと言っちゃって大丈夫なんですか?と、少しひやひやしますが、まあボイトがそう言っているってことは、大丈夫なんでしょう。

 

3.なかなか今回の捜査の突破口がつかめず、アントニオにも反発心を隠せないルゼックは、アントニオには黙ってボイトに会い、彼を頼っています。そして、アントニオについてちょっと愚痴ります。「俺なりに頑張ってるんですが、ジェイレン(今回の悪玉)は口を割らないし、アントニオがジャマするんで、俺も行き詰ってます…」

そんなルゼックに対して、

ボイト:「ここから俺が引き継ぐ」

ルゼック:「どうやって?」

ボイト:「フィル・ガンブルと話したら有益な情報をくれた」

ルゼック:「どんな?」

ボイト:「それはいい。30分以内に電話するから、お前一人でジェイレンのところへ行け、いいな」

ルゼック:「了解」

ボイト:「よし」

⇒ボイトは、ルゼックのアントニオ批判をかわし、若造ルゼックが知らなくても良いことは説明を省き、明確な行動だけを指示します。この辺は、もうボイトじゃないとできない指示ですね。また、とにかく早くボイトに戻ってきて欲しくて、彼を100%擁護する側の立場にいるルゼックにしか取れない行動です。行き詰るアントニオ指揮下の捜査とは違い、この時点で、もうボイトはほとんど事件を解決できる自信があるのがわかります。

 

4.事件解決後、ボイトはアントニオと酒場で会います。裏の手口で捜査を手伝っていたボイトに対し、正統派のアントニオは怒りをぶつけます。「俺に言えよ」と吐き捨てて帰ろうとするアントニオに、ボイトは声をかけます。

「おい、わからないか? 俺の役目は汚れ仕事だ。

お前にはクリーンでいてほしい。

…そりゃ今までいろいろあったが、お前は信念を貫け。俺と違ってもいい。

いいか、お前らしくあることが一番だ。

俺も変わる気はない。楽じゃないがこれが俺だ。

二人で頑張れば、うまくいく。」

 

⇒これはアントニオにとっては嬉しい言葉だったんじゃないでしょうか。特捜班のボスのポジシションに、若造メンバーの中では一番近いアントニオですが、性格や捜査のやり方は、ボイトとは全く違うことはこれまでもドラマの中で描かれてきた通りです。きっとアントニオも色々結果が出せなかったことに悩むこともあると思うんですよ。でもボイトから実際にこういうふうに言われたら、特捜班のメンバーとしてはとても嬉しいし、アントニオも自信を少し取り戻せたんじゃないでしょうか。

 

 

5.ボイト、停職が解かれ、職場復帰して全員に挨拶。奥のボス部屋へ行く前にみんなへの言葉。

「この数日はとても長かった。怒りと悲しみで胸をえぐられた。

わかってる、この感情はとても一晩で消えるようなもんじゃない。
 

だが前に進もう。
 

俺たちはチームだ。 一丸となれ。
 

ケンカは終わりだ。 わかったな。」

 

⇒うん!まるでスポーツチームのカリスマコーチのような。そんな台詞です。今回、捜査メンバーたちへのボイトの話方は、ある意味父親でしたね。

 

さあ、この1話を観ただけでも、ボイトの凄腕さがわかります。現場の一つ一つの洗い出しや聞き込み捜査から警官上層部との政治的駆け引きまで、すべてをあっさりこなしてしまうシカゴ警察21分署特捜班ボイト巡査部長。
アントニオとルゼックの確執もとけていくでしょうか?
引き続き彼の今後の活躍を見守って行きましょう。

 

 

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「シカゴ P.D.(シーズン6)」
海外ドラマ専門チャンネルAXNで日本独占初放送!
毎週金曜夜11時~放送中
© 2018 NBCUniversal Media, LLC

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