海外ドラマ専門チャンネルAXNにて放送中の「シカゴ P.D.」シーズン6。ハンク・ボイト率いるシカゴ警察特捜班のメンバーの生き様を描いた大ヒットシリーズです。“シカゴ・ファミリー”のキャラクターの中でもひときわ存在感が大きい特捜班のリーダーであるハンク・ボイトの発言を記して行くボイト応援企画。
<第1回のボイト語録はこちらからどうぞ。>
https://sally.asia/jp/2020/05/12/chicago_s601/
さて今回の第2話は、ファイア⇒メッド⇒P.D.と、シカゴシリーズのクロスオーバーエピソードでしたね。
第2話「悔恨」/ Endings をAXN公式サイトでチェック!
https://www.axn.co.jp/programs/chicagopd/episodes/06_002
マンションの火災が原因で亡くなってしまったジェイの親父さんにまつわるエピソード。「シカゴ・ファイア」での建物火災が何で起きてしまったのか捜査を進めるうちに、カルテルの存在が判明し、ボイト率いる特捜班が犯人たちを追い詰めます。父との折り合いが悪く和解できないまま別れたことで、ショックを受けているジェイでしたが、周囲に対しては強気に平静を装って捜査に当たっていました…。
しかし、ストーリーもいよいよ大詰めのところで、ジェイ、なんとボイトの指示を無視して暴走します!(セブライドが手を貸してるところが、「この人たち本当に命知らずだな…」と思わずにはいられません。)
では、クライマックスにボイトがジェイに言った台詞について、見て行きましょう。
シーズン6第二話「悔恨」~ボイトの言葉
犯人から3発も発泡されながらも、幸いなことに命に別状がなかったジェイ、現場の救急車に腰かけています。心配でいっぱいのボイトがジェイのもとへやって来たシーンです。
ボイト:「大丈夫か?」
ジェイ:「ええ」
ボイト:「運が良かった」
ジェイ:「わかってます」
ボイト:「もう何もしゃべるな。一言も。 死んでたぞ。わかってんのか?
俺が下した命令には絶対逆らうな!
腹が立ってようと関係ない!
悲しくても嘆いてても、お前の家族全員皆殺しにされたとしても
俺の命令に従え!!
お前の命をまもることがおれの仕事だ。
俺は自分の仕事をする。
お前は俺の命令に従って、仕事をしろ。
わかったな。」
(だまってうなずくジェイ。)
ボイト:「頭を冷やしてからこの件はまた話すぞ」
ジェイ:「はい」
完全に自制心を失い行動してしまったジェイに対して、ボイト、とても怒りましたね。怒りと焦りと、そして何より今後のジェイが心配でならないでしょう…。「わかってます」とか言っちゃうジェイに対して「もう何もしゃべるな。一言も。」と、相当圧をかけてます。「何にもわかっちゃいねーだろうがこの若造が!」と言わないだけ、さすがボイトです。でもその後に「お前の家族全員皆殺しにされたとしても 俺の命令に従え!!」という、ここだけ切り取ったらすごい台詞が聞けましたね。そう、これこそがボイトです!
会話の終わりも、いつもは「わかったな」でみんなうなずき、「よし」となるんですが、ボイト、「よし」とは全く思っていないようですね。ボイトの気持ちはわかります。
それでも、ジェイは自分の信念を貫き通してやり切った感がある様子。ヘイリーはジェイと話終えた後にほっとしたのか、思わず涙が…。隣にルゼックがいてくれて良かったわ。
前シーズンから、ヘイリーは色々ジェイに対して思うことがあったと思いますが、今回ばかりは、視聴者の方でも「ジェイ、お前もうちょっと周りの人のこと気にしろ(笑)」と思ってしまった方も多いのではないでしょうか…。しかしそれもまたハルステッド家の個性とも言えるでしょう。
さて、
「俺は自分の仕事をする。
お前は俺の命令に従って、仕事をしろ。
わかったな。」
この部分を原音で聞いてみると、
「I will always do my job.
And you will always do yours.
And listen! That's the deal.」
と言っているようです。
シカゴ警察特捜班という、危険と隣り合わせの任務が多い組織の中で、自分の立場と役割をしっかり胸に刻め、というボイトからの命令です。
本当に、ジェイの暴走っぷりに、みんなが寿命を縮められるという回でした。さあ、次回のエピソードも楽しみですね!
「シカゴ P.D.(シーズン6)」
海外ドラマ専門チャンネルAXNで日本独占初放送!
字幕版:毎週金曜夜11時~放送中
二カ国語版:毎週月曜午前11時~放送中
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