特集:すぐに行けなくなった海外その2:香港

エンターテイメント

2020年以降、香港に住む友人たちからのFB投稿が無くなってから、しばらくが過ぎた。
あの街が今どうなっているのかを知りたいが、無知のまま不用意にあれこれと詮索をするわけにもいかない。
じわじわと訪れようとしているこの先の未来は、どうなっていくのだろう。

2019年3月に香港で開催された、アジア・フィルム・アワードの取材を最後に、私はこの約2年3ヶ月、香港へは行けていない。
2014年から必ず毎年1回、多い時は年に3~4回は足を運んでいた、私の中ではとても馴染のある海外の土地だ。
新型コロナの影響で突然行けなくなったことはやはり淋しいし、そして何より、パンデミック後にどうなっていくのかも気になってしまう。

私がまだ20代の頃、当時「エンターテイメント映画といえばハリウッドだろう、インディーズ映画といえば、イギリスだろう」と、バカの一つ覚えみたいに洋画バンザイと叫んでいた頃がある。
そんなときに、アンディ・ラウ×トニー・レオンの『インファナル・アフェア』を観て、そんなことはないんだということに気付いた。「どうしたら同じアジア人なのに、あんなにかっこよく映るのだろう」と、よく考えていたものだ。「スーツの仕立て方か?身体の鍛え方か?いや、俳優が持つオーラか?」おそらく、そのひとつひとつの要素全部だろう。

それまでは、香港ファンとして、観光で訪れていたけれども、2019年に「アジア・フィルム・アワード」の取材へ行くチャンスがあった。
香港映画についてはそれほど詳しくは無いけれど、映画の仕事で香港へ行けるというのは、非常にありがたいことであった。

【2019年当時の香港取材記事】
・思わぬところで大スターとの遭遇も! アジア映画ファン必見「第13回 アジア・フィルム・アワード」レポート
https://sally.asia/jp/2019/03/29/afa2019report/
・第13回アジア・フィルム・アワード『孤狼の血』主演男優賞獲得!役所広司特別インタビュー
https://sally.asia/jp/2019/03/20/afa2019/

今になってみると、この時に香港という場所で、役所さんのこのインタビューコメントをもらえたのだと思うと、本当にとても貴重な機会だったなと思う。たった2年前だけれども、最近とても懐かしく思う。

そしてもう一つ、貴重な記事がこちら。香港映画のインディーズ作品として、日本でもご存じの方も多いはず。1997年、中国返還後の香港で撮影された一本の映画。2018年にチャン監督が来日した時のインタビューだ。
・『メイド・イン・ホンコン』フルーツ・チャン監督インタビュー「この作品は型にはまらない“半インディーズ”作品」
https://sally.asia/jp/2018/03/22/madeinhongkong-interview/

昨日、「大手IT企業の業界団体 香港でのサービスを停止する可能性示唆」というニュースを聞いて、ますます顔色が能面になっていく。日々変わっていく香港情勢だが、実際のところどうなっていくのか。

あの龍がいそうなハーバーは、

あの坂の道の階段は、

あの店の飲茶は、

あのバーのマスターは、

今、どうしているのだろう。

とても気になるのである。

【過去の香港の街並み関連の記事まとめ】※以下の記事は2017年~2018年の香港の街を取材したものです。
現在は閉店しているお店もありますのでご了承ください。

・2018.04.13
【平日香港】ハーバーフロントで現代アートに触れる「Harbour Arts Sculpture Park(藝遊維港)2018」レポート
https://sally.asia/jp/2018/04/13/hasp2018/
・2018.04.13
【平日香港】CNの人気者「ぼくらベアベアーズ」、香港のHARBOUR CITY(海港城)でも楽しんでいる模様です。
https://sally.asia/jp/2018/04/13/bearsharbourcity/
・2017.04.12
【平日香港】思い切って行ったらいいと思うよ。「平日香港」のすゝめ
https://sally.asia/jp/2017/04/12/heijitsuhongkong/
・2017.01.29
Sally的香港報告 Hong Kong Chinese new year 2017
https://sally.asia/jp/2017/01/29/hkcny2017/
・2017.01.30
SALLY的香港報告 fireworks HONG KONG CHINESE NEW YEAR 2017
https://sally.asia/jp/2017/01/30/fireworks/

 

Photo:本記事内の写真は、筆者が2014年に撮影したものです。

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