台湾男子・センちゃんオススメ!台北から日帰りの旅Vol.4「運命の赤い糸を見つける!恋が始まる龍山寺の旅」

トラベル

台湾在住Sally.asiaの海外特派員・詹さんが、台湾人の目線で台北から行けるおススメのスポットをご紹介する「台湾男子・センちゃんオススメ!台北から日帰りの旅」。2月には高知龍馬マラソンを完走した詹さんが、第4回の旅で台湾を代表するパワースポット・龍山寺に行ってきました。
出雲大社や東京大神宮など、縁結びに効くと言われる神社は日本でも行列が絶えない人気スポット。今回は台湾式の参拝マナーもご紹介しています。台湾の神様のパワーも存分にいただけるよう、ぜひ覚えて行ってください。
 

日本の皆さんこんにちは、せんです。
日本の新年と言えば、神社へお参りをする。台湾の場合はお寺へお参りです。
今回は皆さんに紹介したい場所はこちら!「運命の赤い糸を見つける 恋が始まる龍山寺」です。
まずは、龍山寺のことを紹介します。

龍山寺、正式の名前は「艋舺龍山寺(ばんかりゅうざんじ)」、地元の皆さんはよく龍山寺と呼んでいます。
ご本尊は、聖観世音菩薩(観音さま)、また、文昌帝君(受験の神様)、関聖帝君(財運、悪霊退散、試合勝負、商人の神様)、月老神君(縁結びの神様)等の諸神も祀られています。

今回は持ち物は特にいりません!
ではでは、では、レッツてくてく。

台北駅から龍山寺にはどうやって行ったらいいですか?チケットの購入方法を教えてください!
A.
1.今回もMRTを使います。地下一階のMRT台北駅のチケット売り場で、台北駅⇒龍山寺駅までのチケット購入!
(20元、MRTの悠遊卡(ヨウヨウカー。台湾のSuicaカード)なら16元)
2. MRT台北駅の乗り場は台北駅の地下一階です。

 

移動順序を見ましょう。


 

台北駅一階から移動
 


 

今回は青いラインに乗ります! 直進です。
 


 

龍山寺駅に到着。1と2番出口、どっちでも行けます。
駅を出たら、すぐ目の前が龍山寺です。
 

出口前の壁画。龍山寺周りの夜市です。

 

★★龍山寺(りゅうさんじ)★★
現代的なビル群とにぎやかな商業エリアに囲まれた270年(1740年落成)続く龍山寺はいにしえの時代を垣間見せてくれます。
 


 

恭賀新禧(謹賀新年)
 


 

参拝時間
平日 6:00~22:00
毎年5月から10月まで、旧暦一日、十五日と祝祭日の時
5:00~22:00
 


 

入り口は右の方です。左は出口。絶対左から入らないでください!

※中国の風水について、「龍門から入り、虎口から出る」という言葉があります。
この写真では左から虎門、正門(神様の道)、龍門となります。
風水では、龍門から入ると、龍の瑞祥の気を貰え、虎門出ると、虎の威力と気勢を貰えるといわれています。
逆だったら、人は虎口に入るので、とても不吉です。
 


 

観音さまの灯籠
 


 

シーサーの灯籠(風獅爺)
 


 

天蓬元帥猪八戒の灯籠
 


 

ここでは一人一本無料で線香がもらえます。入口入ると、すぐ見えます。
 


 

線香を燃やす場所
◆火が大きくなっても、線香を口で息を吹くことは厳禁です。神様に対して不敬なことです。手で扇ぎましょう。
線香を上下振りでも構いませんが、周りの人に当たらないように。
◆線香の先端は火があるので、線香を高くあげましょう。
◆服は古着の方が勧めです。
(子供も大勢いるので、子供がもつ線香が当たる可能性があります。)
 

平日でも人たくさん。外国人もいっぱい!
 

ここで、正殿の観音さまへご挨拶します(お線香なしでも、手を合わせるだけでも大丈夫)。
お線香を上げることは神様に対する敬意を表すためと心願を伝えるための一種の儀式です。

 

線香で神様に挨拶した後、線香は「香炉」に投入しましょう。

◆参拝の順番
観音さま ⇒ 文昌帝君 ⇒ 関聖帝君 ⇒ 月老神君
(正殿から、時計回りルート、スキップは禁止です)

 

◆おみくじ篇◆
聖観世音菩薩(神様)に運勢を聞きたいことがあれば、おみくじを引くか、ポエ占いをしましょう。
ただし、曖昧な問題だったら、神様もうまく返事できません。質問をする前に、聞きたい内容をしっかり考えてください。
 

右は籤を引く筒、左の箱はポエ占い(全部無料)。

 

◆◆運勢を聞きたい場合◆◆

1.神様に挨拶(一例+簡単な挨拶。こんにちはなど。心の中で唱える)
2.神様今ここにいるかポエ占いで確認します(ポエ占いをやる方法はこの後で説明します)
3.神様に自己紹介します。(名前、年齢、誕生日、住所など)
4.神様が質問に答えてくださるかをポエ占いで確認します
5.質問をします(例:今年仕事を変えたいです。よろしいでしょうか?)
6.ポエ占いをします(とても重要なことなら、3連続聖杯が必要です)

 

◆ポエ占い◆
ポエはおみくじや占い、神託を得るなどのために、落とすように投げて使う道具です。
平らな方が表、ふくらんでいる方が裏。必ず2つ1組で投げて使用します。
 


 

◆ポエ占いのやり方◆
1.まずは2つのポエの平らな面を合わせ、胸の前で持ち、自分の願いは心の中を唱えながら、前に軽く地面に向かって放り出す。
2.結果を見ながら、他の人を邪魔しないように、ポエを回収します。
3.聖杯が出た時、ポエは胸の前で持ち、神様に感謝を伝えます。

 

◆ポエ占いの結果の種類(組み合わせによって、神様の返事を読み取ります)◆

◆聖杯(裏と表、表と裏)
 ⇒ 神様が願い事に対して同意した → 願い事叶います!
 


 

◆笑杯(両面とも表)
 ⇒ 意見を述べません。答えは心の中 → もう一度お願いしてください
 


 

◆怒杯(両面とも裏)
⇒ 願い事に同意しません → 願い事は叶いません
 

怒杯が出ても、落ち込まないでください。
あと、笑杯以外やりなおしは神様の機嫌が悪くなるのでしないでね。

 

◆おみくじの場合◆
1.神様に挨拶(一例+簡単な挨拶。こんにちはなど。心の中で唱える)
2.神様今ここにいるかポエ占いで確認します(聖杯出ないと、おみくじを引けません)
3.神様に自己紹介します。(名前、年齢、誕生日、住所など)
4.神様が質問に答えてくださるかをポエ占いで確認します
  (聖杯出ないと、おみくじを引けません。
   出なかったら10~15分(あるいはお寺1周~2周)少々お待ちして、そしてもう一度ポエ占いしましょう)
5.質問をします(例:今年仕事を変えたいです。よろしいでしょうか?)
6.ポエ占いしておみくじを引いていいか聞きます(聖杯出ないと、おみくじを引けません)
7.おみくじを引きます。
8.おみくじの番号を探します。

くじの一番下の数字を確認したあと、くじを戻って、おみくじの場所に行きましょう。
 

おみくじの場所は出口の右方向。あるいは、ポエ占いとおみくじの置いてある左後ろ方向にあります。引き出すの番号を確認して、引き出す中のおみくじを取ります。
 

私が引いたおみくじは 六十一番!。大吉~
 

解籤處(おみくじの意味を聞く)は入り口の隣。
おみくじを引いた後、おみくじの意味がわからなかったら、お寺のスタッフがこの問題に対して、あなたの疑問を解けます。
◆一人が聞ける質問は一つ限り。
◆英語で説明できるスタッフさんがいます。

 

★★月老神君(縁結びの神様)★★
恋の喜びを咲かせます。台湾の恋のパワースポット。運命の赤い糸で、結婚相手を結びます。
先に月老神君に行かないで、ちゃんと順番を守って各神様を挨拶した後、月老神君のところに行きましょう。

平日の人数、いつも大人気の月老神君!神様に敬意を表すために、神様の写真を撮ってはいけません。
 

神様へのお供え物、数量は絶対偶数で行きましょう(ペアの意味)。
甘い物はお勧めです。
 

机の絵面


 

ここで赤い糸を貰えるけど、赤い糸は記念品ではありません。
参拝作法を見ましょう!

1.神様に挨拶
2.神様に自己紹介します。(名前、年齢、誕生日、住所など)
3.恋人に求める条件、恋人がいる人は今の恋情を守ってくださいと祈ります。
  例)神様に好きなタイプを説明する、恋情のために赤い糸を求めたいです
4.赤い糸もらってよろしいでしょうか?と質問し、ポエ占いをする。
※ここで3連続聖杯出るのは必要です。聖杯出ないと赤い糸取るのはいけません。
 聖杯が出ないなら、神様は貴方の恋人に求める条件認めないかもしれません(あるいは縁はまだです)。
 神様に確認しましょう。
 例1)神様、ずっと聖杯出ないので、私の出す条件は厳しいですか?
   (ここで一回ポエ占い、聖杯出るかどうか、確認しましょう)
 例2)神様、ずっと聖杯出ないので、もしかして、私の縁はまだですか?
5.聖杯が出たら、箱にいる赤い糸を取りましょう。(一人一本限り)
6.観音さまのところに戻って、赤い糸を香炉の上、時計回りで3周します。
※赤い糸の収納方法は身につけて持ち歩くの方がいいです。かばんや財布などに入れて常に身につけましょう。

 

◆アドバイス◆
参拝する時、注意する点
1.傘持ちはダメです(中国語の中、傘は散開の意味があります)。
2.帽子、サングラスを被るのはダメです(神様はあなたの姿を見えません)。

 

おまけ


出口のところに販売部があります!
なんと、日本語バージョンのメニューもあります。ほしい方は、ご自由にどうぞ。

 

皆さん、いかがでしょうか?
「運命の赤い糸を見つける 恋が始まる」、台湾の龍山寺は、いつでもあなたのことを待ってます。

 

台北観光局-バンカ龍山寺
https://jp.taiwan.net.tw/m1.aspx?sNo=0003016&id=2558

龍山寺公式サイト
http://lungshan.org.tw/tw/index.php

 

 

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