「2018 Smart City Summit & Expo」今さら聞けないんで台北でIoTを学んできました

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2018年3月27日(火)~30日(金)、台北・南港展覧館にて開催された「2018 Smart City Summit & Expo」。“IoT”という言葉、最近メディアなどで頻繁に耳にし目にする言葉ですが、「IoTって何?」と聞かれたとき、皆さんは説明できますか?
IoTとは「Internet Of Things」、ありとあらゆる「モノ」を「インターネットにつなげる」ことでビジネスや生活を変えていくこと。「2018 Smart City Summit & Expo」はまさにIoTが目に見えてわかるイベントなのです。今回はこの展示会を取材してきました。

 

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1日目はビジネスパーソンの来訪が多く、中には政府の関係者の姿もありました。
2日目以降は一般のお客様の来場もあり、大いに盛り上がっていました。

 

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特に注目を集めていたのはヘルスケアブース。
医療用ベッド、手術用器具、健康診断器具など、病院や介護にまつわる最新鋭の機能や器具が多く展示されていて、実際に試している方が多く見受けられました。
高齢化社会が深刻化しているのは日本だけではないようです。

 

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防犯システムや無人カー、駐車場システムなど、建築ブースにも大勢の人が集まっていました。

 

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台湾内の各都市のブースも注目されていました。
各都市ごとに抱えている問題点の解決へ、IoTを積極的に取り入れている様子が見られます。中でも環境問題についてはIoT以外の取組も紹介されています。東京都内にある自転車シェアリングサービスは台北市にもあり、街中ではこの自転車を利用している人の姿や駐輪場もいくつかありました。

 

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全体的には顔認証、モノ認証のシステムが多い様子でしたが、それぞれに工夫を凝らした機能が盛り込まれているようです。
イベント会場は東京ビッグサイトより幾分小さめの規模ですが、たくさんの企業や団体がそれぞれ工夫を凝らしたブースを出展していました。

 

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イギリス、イタリア、オーストラリア、イスラエルなど、海外からの出展もありました。

 

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「2018 Smart City Summit & Expo」は、台湾人だけでなく日本をはじめとした海外の来訪者も多く、昨年2017年9月に京都で開催された同イベントには約10,000人が来訪、うち全体の6割がアジア各国の来訪者だそうで、アジア各国のIoTへの関心はかなり高いことがわかります。
「2018 Smart City Summit & Expo」は10月4日・5日に京都でも開催が予定されています。また来年2019年3月26日(火)~29日(金)に台北でも再び開催されるそう。
3月下旬の台北はベストシーズン。興味のある方は観光がてら、会場に足を運んでみてはいかがでしょうか。

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