こんばんは。昨日のナイトパレードに引き続き、香港の旧正月行事のレポートです。1月29日の花火です。20：00開始の花火、しかも2万発を20分そこそこで打ち上げ切るということで、どうなることかと気合を入れて行って来ました！
2時間前から、尖沙咀のプロムナードは人がギュウギュウの状態であります。日本の花火大会と違って、ビニールシートでの場所取りなどは誰もやりません。とにかく、ひたすらに2時間を立ちながら待っている、という日本人の私にとっては非常に過酷な状況からのスタートとなりました。18：00頃にプロムナードへ到着し、待ちの後半1時間くらいを地べたに座って待ちます。我々のように地べたに座るのを気にしない人種もいれば、ひたすらに、すっくと立ったままの人種もいて、非常に面白い体験でした。
そして、いよいよ20：00！！始まりました！
素晴らしい！美しい花火が！！！
しかし、この日の香港ビクトリア湾、風はほとんどありません。多少小雨もちらついて、さらにガスがかって少々曇り気味。
でも花火はノンストップで続きます。しかも、大玉がどんどんバンバン繰り出していきます！
しかし！何度も言いますが、この日のビクトリア湾、ほとんど風がありません。煙が流れて行きません。よって、前の花火の煙の中で、次々と新しい花火が打ち上げられて行くのです！
…爆発？
というくらいの見栄えの時もありますが、バックミュージックにのせて、どんどん2万発の花火が打ちあがっていくのであります。
もし煙が流れるのを待っていれば、きっと後半にかけてもっともっと迫力の光になっていたのは間違いないと思うのですが、いかんせん、ここは香港！みんな急いで次の酒場に繰り出さなければならないのです。
打ち上げ開始最初の写真と、終了間際の写真では、明らかに違った光景に（笑）。
あっという間の23分間。2万発を23分間で打ち上げきるという、香港の花火の潔さに驚きつつ、大笑いしつつ、私は「もったいね～」と連呼（笑）。煙のはけ具合など、全く気にせず、ものともせずに香港の花火は打ち上がっていきます。なんという力技…。
江戸川の2万発、さらには大曲の花火競技大会とも全く違いますが、これはこれで、大変面白い貴重な花火大会の経験になりました。世界は広い！