”Treasure of SADO かけがえのないものを見つける旅へ” モニターツアー潜入レポート !

特集

ヒストリーチャンネルの”Treasure of SADO かけがえのないものを見つける旅へ”キャンペーンに先駆け、冬の佐渡島を旅してきました!
新潟からジェットフォイルで約1時間。自然豊かで日本の原風景があちこちに見られる佐渡島は冬でも魅力がいっぱい詰まった島でした。

 

●史跡佐渡金山

佐渡島と言えば金山! 史跡佐渡金山では佐渡金山400年の歴史をいくつかのコースで体感できます。
今回は江戸初期の採掘作業を再現した宗太夫坑コースをチョイス。

リアルな人形にびっくりしつつ、こんなに深く掘り下げていたのか…としみじみ。当時の採掘の様子が生き生きと伝わってきてぐっと興味をそそられます。

 

●道遊の割戸

金銀を求めて多くの人がやってきた佐渡。まさにゴールドラッシュに湧いていた当時の勢いを象徴するのがこの道遊の割戸。
人力で、山を割るほど掘り進めるとは恐るべし。

 

●佐渡相川ふれあいガイドさんと歩く京町

金山で賑わった相川の町を佐渡相川ふれあいガイドさんの案内で歩いてみました。
古い町並みの中に様々な史跡が点在する相川町。ここも単なる空き地かと思いきや、当時の共同炊事場の跡だとか。

教えてもらわなければ絶対分からなかった!

 

●旧相川拘置支所

70年代まで使用されていた旧相川拘置支所も見学可能。
昭和感満載のレトロな雰囲気が、拘置所という場所とは思えないほどノスタルジックで不思議な気分になります。

 

●佐渡奉行所跡

時代劇の世界にタイムスリップした気分になれる佐渡奉行所跡は、なんと5回も消失と再建を繰り返した場所。かつては学校としても使用されていたとか。

 

●北沢浮遊選鉱場跡

佐渡のラピュタとの異名を持つ北沢浮遊選鉱場跡。映画ファンとしてはぜひとも行きたい場所でしたが、実際に行ってみると想像以上にラピュタ感があってテンションが上がります!
これは一見の価値ありです。

今なら夕方17時からライトアップもしているというので、夜に再訪してみると、思った以上に本格的なライトアップにビックリ。広いスペースに選鉱場跡がくっきりと浮かび上がって昼間とは違った雰囲気。写真を撮りながら少し自撮りで遊んでみました。

●宿根木

金山とともに発展していったのが廻船業。宿根木は船乗りさんや船大工ら造船業に携わる人たちが暮らした場所。船大工の技術が町造りに活かされ、今も当時の空気の濃密に残っている。観光客の少ない冬だからこそ、じっくりと町歩きもできて、ちょっと得した気分。

恐らく宿根木で一番有名なスポットがこちら。吉永小百合さんが旅するJRのポスターに使用されたので見覚えあるかも。当時はみんながこぞって小百合気分を味わって写真を撮っていたそう。この微妙なカーブこそ船大工の技術。建物に合わせて道を作るのではなく、道に合わせて家を建てたから、宿根木の建物はこうしたゆるいカーブが施されているものが多いんだとか。納得!

 

●佐渡国小木民族博物館 千石船展示館

宿根木に行くならその前にぜひ立ち寄って欲しいのが、千石船展示館。実物大の千石船が再現され、船大工の技術の粋がここに集結している。その堂々たる姿に惚れ惚れしてしまうほど見事な船に感動! モノ作りが趣味のワタシとしては、いちいち刺激的でたまらない。

船内も見学可能。細かい技術が本当にすごい! これを知った後で宿根木の町を歩けば、隅々に施された船大工技術の凄さをより実感できるはず。1920年代に建てられた木造校舎をそのまま利用している民族博物館も、当時の暮らしが垣間見えて楽しめます。

 

●佐渡飛鳥

島全体がパワースポットと言われる佐渡では、ふとした時に心を掴まれる風景に出会えます。佐渡飛鳥もそのひとつ。まさに日本の原風景とも言える景色に無性に心惹かれます。

昭和20年代に田園風景の向こうに大佐渡山地が広がるこの景色を見た文芸評論家の亀井勝一郎氏がここを旅した時に大和の飛鳥路のようだと記した事がきっかけでこの碑が建立されたそう。

 

●佐渡グルメ

旅の醍醐味と言えばグルメも外せないポイント。海の幸に恵まれた佐渡だけにシーフード・グルメはハズレ無し!
今回お世話になった旅館花の木さんの夕食も見事な魚介尽くしでした。もちろん味良し、ボリューム満点。そして忘れちゃならない米処新潟。やっぱりご飯が美味しい!特に花の木さんはこだわりのお米を農家さんから一反買いしているそうで、満腹なのについ手が伸びてしまう美味しさでした。
ちなみに佐渡では魚介が豊富すぎて逆に山菜なんか放置されてるから採り放題だよ、とはタクシーの運転手さん情報。なんと贅沢!

 

●幻の肉 佐渡牛

佐渡の魅力は魚介だけじゃない。生産量が少ないゆえにほぼ島内消費で消えてしまう幻の牛、佐渡牛も堪能できる。
レストランKOSADOで食べた佐渡牛ステーキは、ジューシーだけどさっぱりしていてボリュームがあってもペロりといけちゃう美味しさ。

 

●大崎そばの会

郷土料理を楽しみながら伝統芸能も堪能できる大崎そばの会にも参加してみました。
これもまたボリュームたっぷり(おそばはおかわりも可能)で、ローカル感満載。ひと味違った旅の醍醐味が味わえます。毎年11月と12月の数回しか行われないイベントなので、タイミングが合うならぜひ!

 

●お土産

佐渡の特産品として注目なのが洋梨のルレクチェ。洋梨はボソっとした感じ苦手という人にもぜひ一度味わって欲しい瑞々しさと香り高さは特筆もの。大げさに言えば洋梨観が変わる! 地元でも見つけて思わず購入してしまったほど、ドはまりする美味しさでした。
ちなみにお土産を買うならコープがオススメ! 地元特産のお土産コーナーもあり、ルレクチェも安かった!

 

豊かな自然と歴史に満ちた佐渡島。人が少ない冬旅だからこそ、その土地の魅力をゆったりと感じられる事を実感しました。
そして個人旅だったからこそ、一層有り難かったのがデジタルデバイスの存在。ちょっと調べ物をするのはもちろん、道に迷った時も大活躍(実は大崎そばの会へ行くのに迷ってとんでもない山道を分け入ってしまった)。今回のヒストリーチャンネルのキャンペーンでは、デジタルデバイスを駆使したポイントラリーなどもあって、より個人旅が楽しめました。
以前のように旅をするのが難しくなったWithコロナ時代において、新たな旅のカタチを模索する中、こうした試みを通じてこれまでとは違った旅の財産を持ち帰ってみては?

取材・撮影/幕田千宏
<関連記事>
Withコロナ時代の新たな佐渡島の旅「めぐって、もらう!佐渡島デジタル周遊体験プラン」発売開始!

 


黄金の国ジパング ~佐渡金山400年の歴史


©2021 A+E Networks Japan

平成19年より継続的に世界遺産へ登録申請しつづけている日本を代表する産業遺産、佐渡金山に焦点を当てる。平安時代からはじまったこの金山はマルコ・ポーロを始め西洋から捉えた「黄金の国 ジパング」の一つのモデルになったと言われている。


©2021 A+E Networks Japan

本作品は当事者や専門家とのインタビューに加え江戸時代の絵巻書などの資料を通して佐渡金山の歴史を辿りその栄光と悲劇の物語を再発見する。ヒストリーチャンネル制作による歴史ドキュメンタリー。(1話30分)

2021年2月6日(土) 20:30~
2021年2月7日(日) 7:30~/18:30~ 他

<関連URL>
ヒストリーチャンネル公式:https://jp.history.com/
ポイントラリーページ:https://jp.history.com/sado/

関連記事

特集記事

TOP