スティーヴン・キングとJ.J.エイブラムスの豪華タッグが贈る新作ミステリー・ホラー海外TVシリーズ「キャッスルロック」が、2019年8月7日(水)にブルーレイ&DVDが発売、DVDレンタル・配信も同日に開始されることはこれまでのニュースでもお伝えしてきた通り。
【関連記事】
1.全米震撼のミステリー・ホラー『キャッスルロック』スティーヴン・キングが本作に隠した3つのカギとは?
https://sally.asia/jp/2019/07/01/castlerock/
2.キャスティングにもキング作品との深い繋がりが?「キャッスルロック」の深読みしたくなる”謎”を解説
https://sally.asia/jp/2019/08/01/castlerock-2/
これを記念し、スティーヴン・キングの世界を徹底解説する企画として、映画評論家・翻訳家の芝山幹郎氏と映画評論家の森直人氏によるトークイベント&第一話先行上映試写会が行われた。
キング作品の原点となる架空の町「キャッスルロック」に隠された秘密にフォーカスした本作については、芝山氏、森氏ともに非常に興味津々の様子。特に芝山氏はキングの小説「ニードフル・シングス」「不眠症」などの翻訳も過去に手掛け、登場人物の細かな設定まで熟知しており、本作はキングの小説の世界観を充分に活かせているTVシリーズに仕上がっていると説明。
↑キャッスルロックは大体この裂け目の辺り・・・らしいという。数々のキング作品の舞台となったキャッスルロックは架空の街ではあるが、周囲には実際に出てくる地名もあり、まさに現実との境界線が危うく、人々をミステリアスな旅へと誘う。
芝山氏は「意外と言っては失礼だが(笑)、面白かった。コワいだけじゃない。多作品との繋がりを考えて観るとより楽しめます。本作にどんどん触発され、別のシリーズをつくったらどうなるんだろう!? と、そそのかされていくような作品です!」と、本作の魅力をあらためてプッシュした。
【キャッスルロック 】
スティーヴン・キングのストーリーから構想を得ている架空の町“キャッスルロック”を舞台に物語は始まるー。
不可解な事件ばかり起こる町キャッスルロック。ショーシャンク刑務所の所長デール・レイシー(テリー・オクィン)が自殺し、彼の死後に地下で何年も閉じ込められていた謎の青年(ビル・スカルスガルド)が発見される。しかし彼は「ヘンリー・ディーヴァー」という名前しか囁かない。
ヘンリー(アンドレ・ホランド)は幼少期の頃にキャッスルロックで一時行方不明になっていた少年であり、現在は弁護士として暮らしている男の名前だった。ショーシャンク刑務所の新所長ポーターはヘンリーを謎の青年の事件に関わらせることを拒否したが、刑務所内からの匿名の電話を受けたことで、ヘンリーは故郷に戻ってくることとなる。青年が発見されたことで、町で繰り広げられる数々の怪事件。謎の青年は一体誰なのか?何故幽閉されていたのか・・・。
暑い夏にクーラーの効いた部屋で観るのにうってつけの海外ドラマ「キャッスルロック」。ぜひこの機会に視聴してみてはいかがだろうか。
Photo:© 2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved