LCC就航の普及とともに、「週末海外」という言葉が流行して、土日の週末を利用して2～3日で行ける近場のアジア地域を中心に、海外旅行へ出かける方も多いかと思います。
でも、混雑を避けて、もっと安く、もっと快適に現地を堪能するための旅行をするには、やはり平日が一番でしょう。休みたいけど休めない、会社や周りのことをどうしても気にしてしまい、なかなか取ることができない平日の休み。でも、1～2日、または午後半日+午前半日などを利用すれば、わりといろんなことが出来るはず。一度きりの人生、ぜひ平日の旅を取り入れて行きましょう。
シリーズ【平日海外】1回目は平日香港旅。香港エクスプレスの往復航空券+立地最高のスタンダードホテル、消費税込みで合計29,884円の旅の模様をお伝えします。今回は、「大好きな麺を食べる」の巻です。
フライト往路：東京HND 23:55→香港 HKG 4:10 +1（翌早朝到着）
朝5:30に香港国際空港ロビーに到着。羽田離陸の段階で最初の予定より1時間近く遅れましたが、無問題。香港エアポートエクスプレスの始発が朝5:30過ぎからなので、5時前に着かれるより逆に好都合。
香港国際空港からエアポートエクスプレスに乗って、今回は尖沙咀のホテルに宿泊するので九龍駅まで移動します。その間、わずか22分。九龍駅からは、無料のシャトルバス（エアポートエクスプレスが運営しているシャトルバス）で尖沙咀へ。宿泊ホテルによってラインを選べますが、九龍エリアはK1～K5まであります。まずは早朝のヴィクトリア湾見物を目指すので、K2ラインへ。（マルコポーロホテルや、ペニンシュラ、フェリーターミナルなどに寄ります）。
朝6:30 スター・フェリー・ピアからプロムナード散策
バスはどこで降りても良いと思いますが（→適当だな…。でも香港尖沙咀このあたりはどこから歩いても近い）、今回はマルコポーロホテル前で降りて、そこから徒歩で歩きました。1881ヘリテージを左手側に、スター・フェリー・ピアの横の時計台が見えてくると、気分がどんどん上がって来ます。
朝はほとんど人がいません。ちらほらと、おそらく私と同じような弾丸ツーリスト（出張含む）らしき人たちがいます。なんと贅沢な解放感！夜景も良いですが、早朝にこの眺めを独り占めというのはとても贅沢な気分に浸ることができます。
ちなみに、中国の正月行事である花火大会の時は人で身動きが取れなくなっていた場所。普段の早朝はやっぱり静かですね。
朝7:30～8:30 スタバでコーヒー＆ネットでヒトイキ。
尖沙咀にはスターバックスがたくさんあります。どんどん増えている気がする。香港のスターバックス、ソイラテの味はなぜかイマイチです。が、人がほとんどいなくて空いているので（笑）、そういう意味では穴場ですね。
また、香港のスタバでは1ドリンクのレシートにwifi接続passwordが記載されていて、それでネットが繋がる形になっています。1回30分までの制限時間付。
個人的には香港でコーヒーを飲むならPacific Coffeeが一番だと思っています。パンもコーヒーも美味しい。
さて、散歩してコーヒー飲んで、ヒトイキしたら、その後は、もちろん朝食！ということで…
朝8:45～9:30 朝食に蝦雲呑麺を食べる！
ファッションビル「the One」のすぐ横にある「香港仔」の看板が出ているお店。店頭に貼っている黄色のメニュー紹介や「粥」などの文字が目印。
日本の観光ガイドブックには、池記や沾仔記が良く紹介されていますが、私はここの蝦ワンタンメンが、さっぱりしていて好きなんです。このお店はほかにもメニュー豊富。お粥の種類飲茶もやっているので、一人でも麺+点心1種類、とか、気軽に楽しめます。前回はえび入り粥と飲茶数品を食べましたがこれも美味しかった。英語はほとんど通じないけど、慣れれば指さし注文で無問題。美味しい料理は最強です。
9:45～12:00 九龍公園で腹ごなしに運動＆休息
尖沙咀のオアシスと言っても過言ではない九龍公園。たくさんの樹木と花々に癒されに行きましょう。この日の香港、3月上旬ですが気温はもう20℃を超えていたようです。ベンチに座ってポカポカ陽気が照って来ると、もう寝てしまいそうなのです。。。寝ようかな、そうだ、このまま寝てしまえ。てなわけで、寝てみる。とても安全（笑）。
公園内にはマクドナルドの小売店があり、ここでアイスクリーム、ジュースなど買えます。
せっかくだから、デザートに（笑）。ストロベリーソースのアイスクリーム。甘い甘い。
フラミンゴもいるし、噴水もじゃんじゃん出ています。太極拳している方もちらほらと。
安全な大都市には、美しくて広い公園がある。うむ。
14:00～香港島へ移動。
九龍パークを出て、再び港方面へ。今日はスターフェリーで移動してみました。上環の街を散策したかったので、中環からてくてく斜め右方向へ。
上環には、新しいクリエイターさんたちが出店しているアクセサリーブティック、バーがどんどん増えていて、この先も楽しみなエリアです。
文武廊での祈願は欠かせないお約束。
その後、今回はＰＭＱなどをぶらついていると、お腹の減り具合もＭＡＸに。
16:30～「九記牛腩」へ。
あっという間に夕方です。そして、やっぱり狙いは麺。
地元の人たちで行列のできるお店なので、前回ここを通った時は夕食時で、断念していたのですが、平日の16:30だと、混んではいますが、並ばずに入れました！ メニューには日本語や写真がないのと、お店の人も広東語か北京語のみなので、ここはひとつ、指さしとジェスチャーで乗り切りましょう。ちなみに私の狙いはカレービーフ麺だったのですが、ちょうどテーブルで居合わせたマダムがそれらしいものを食べていて、「エクスキューズミーマダーム…」と英語で話しかけてみるとさすが香港マダム、優しく答えてくれました。「オーダーしてあげるわよ」と、忙しいそうに走り回る店員さんをつかまえて無事注文してくれました。
じゃーん。
めちゃうまい。の一言です。
笑顔で無言のままいけます。トリップアドバイザーの写真も、みんなこれアップしてますね(笑)。
お腹もいっぱいになり、今度は中環から尖沙咀へ戻ります。
宿はCitadines Ashley Hong Kong。
18 Ashley Road Tsim Sha Tsui, Kowloon ということで、尖沙咀駅徒歩1～2分というめちゃ近い所。
バスタブは無いけど、代わりに部屋の中にキッチンが付いているので、長期滞在にもおすすめなアパートみたいな宿でした。
きれいだし、静かだし、女性一人でも全く問題ナイス。
夜は飲みに行っても良し、少したまった仕事を片付けるも良し、香港は本当に自由に安全に過ごせます。
ヴィクトリア湾、夜の夜景はこんな感じです。
2日目 9:00～起床。休日かというくらい、すっかり寝過ぎてしまいました。。。。。
10:00～ブランチに「チャーリーブラウンカフェ」へ。
（ちょっと前の記事ですが香港naviさんに詳しく載っていたので行ってみました。）
ティラミスとカフェラテで結構お腹いっぱい。そして店内本当にピーナッツのキャラクターでいっぱい。
とても空いているので、疲れた時はゆーっくりできる穴場ですね。チャーリーブラウンのマグカップやスヌーピーグッズなどのお土産もたくさん。
その後は尖沙咀エリアをまんべんなく歩いてショッピング。ハーバーシティ―はこの時期とても空いているので、ブランドもの探したい方はちょうど良いかもしれません。あ、でもセールしていないのでそんなに安くは買えないのか。
恐ろしいことに、ショッピングしていると時間の流れがいっそう早く感じられます。あっという間に昼が過ぎ、最後にもう一食、麺を食わずには帰れない！ということで、こちらに入りました。
14:30～去年新しくできたキャメロンロードにある「牛芳百世」。
あっさり汁のこれにしました。
こちらも超うまい。牛肉が柔らかくてジューシーなのは香港では当たり前。手前の白いのは大根です。
これはぜひ一度食べてみてください。美味しい。
平日のランチタイムを外して行けば、本当に、どこも空いています（笑）。ちなみに、この上のお店の柳園には以前入ったことがあり、こちらもなかなかおいしい中国料理店です。サンラータンが美味しかった。絶妙な辛さと酸っぱさで、めっちゃでかくて量が多くても一人でも食べれちゃったというのを記憶しております。
15:30～K2ラインのバスに乗り、香港国際空港へ
復路フライト：香港HKG 18:15→東京HND 23:10
気を付けないといけないのが、空港に着いてからの移動。香港エクスプレスは搭乗するのにターミナル間の移動に時間がかかるので、早めに検査場に入るのが大事です。また、羽田に着いてからのからの交通状況。オンタイムで羽田に着陸できればまだ鉄道、バスとも終電はある時間帯ですが、万一香港からの離陸が大幅に送れるなどしていまった場合、羽田からの深夜電車が無いよ～。。。ということになる可能性がゼロではないので、そこは注意が必要かもしれません。
さて、平日香港いかがでしたか。平日は空いているのでどこに行ってもお得感が得られます！ぜひ、あなたの日常に平日旅行を。