世界の中でも映画製作本数の多い国の上位にあげられているインド映画界から、日本でも大ヒットした『きっと、うまくいく』『PK』のインド歴代興収を抜いて歴代興行収入No.1に輝いたアクションエンタテインメント『バーフバリ 伝説誕生』が、4月8日より東京:新宿ピカデリー、大阪:なんばパークスシネマでの公開が決定した。
本作品は、ハエを主人公にした衝撃作『マッキー』(12)でインド映画界に旋風を巻き起こしたS.S.ラージャマウリ監督の最新作であり、インド映画最高額の製作費4000万ドルを投じて3年の歳月をかけて完成した壮大なアクションエンタテインメント。日本でもヒットした『きっと、うまくいく』『PK』を超えてインド国内歴代最高興行収入を記録し、第63回インド ナショナル・フィルム・アワードで最優秀作品賞、最優秀視覚効果賞を受賞。これは、スター映画が多く世界でも知られているボリウッドのヒンディー語映画、『ムトゥ踊るマハラジャ』を代表とするタミル語映画ではなく、テルグ語での作品で、この言語の映画からヒットが生まれた点において異例のことだという。また、二部作として作られた本作の完結編は本国で2017年4月に公開が決定しており、VR、アニメシリーズ、ドラマ、小説など各種メディアを巻き込み、多くの人がバーフバリフィーバーに沸いているのだとか。
『バーフバリ 伝説誕生』とは:
大勢の兵士たちに追われ、滝へ追い詰められた老女。胸に抱いた赤ん坊を救うため、老婆は自らの命を犠牲にするが、赤ん坊は村人に拾われ助かった。シヴドゥと名付けられ勇ましい青年へと成長した彼は、巨大な滝の上の世界に興味を持ち始める。そしてある日遂に滝の上へとたどり着き、美しい女戦士アヴァンティカと出会い恋に落ちる。彼女の一族は暴君バラーラデーヴァが統治する王国と戦いを続けており、それを知ったシヴドゥは自ら戦士となって王国へと乗り込んで行く。そこで彼は、25年間幽閉されている実の母の存在と、自分がこの国の王子バーフバリであることを知る。背景には、50年前に祖父が建国した王国の国家存亡の危機と国を揺るがす王位継承争いという因縁の歴史があった。バーフバリを待ち受ける運命とは─!
数奇な運命に導かれた伝説の戦士バーフバリ。祖父、父、息子──三代に渡る壮大な叙事詩の幕がついに上がる!
『バーフバリ 伝説誕生』は、4月8日(土)より新宿ピカデリー、なんばパークスシネマほかにてロードショー。
監督/脚本:S.S.ラージャマウリ『マッキー』『あなたがいてこそ』、原案:V.ヴィジャエーンドラ・プラサード、
撮影監督:K.K.センティル・クマール、音楽:M.M.キーラヴァーニ
出演:プラバース、ラーナー・ダッグバーティ、アヌシュカ・シェッティ、タマンナー、ラムヤ・クリシュナ、ナーサル、サティヤラージ
英題:Baahubali: The Beginning 2015年/インド/138分/テルグ語/配給:ツイン R15+
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