オンラインでのインタビューや記者会見やファンミが一番楽だと悟った瞬間

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皆さんお疲れ様です。「もう記者会見はオンラインで良いですよね。」と、私は最近声を大にして言っているのですが、やはり宣伝の現場の方々からすると、「いや~、でもやっぱり無観客ではない状態での舞台挨拶やりたいんすよ」という声もあり、まあ、そりゃその通りだなと思うこともあります。。。まだまだワクチン接種前ということで、マスクも必須、シーンとした中でやらないといけないイベントや収録も沢山あるわけですが、ライター目線でいくと、オンライン記者会見の方が、ラクだし、何だかしっくりくる、という状態に昇格しているんですよね。

1.現場に行かなくて良い。(交通費がかからない)※エンタメ業界では、フリーライターさんの中には交通費出ないという方もいるんでねーかと思うのです。もちろんインクルードして請求出来る方もいるとは思いますが、これ、結構重要なファクター。

2.感染の危険性が無い。⇒これが一番大きいですよね。昨年中は、某大女優が出演される映画の記者会見場にて、マスコミの方々は全員PCR検査を受けてから取材の会見会場に入るということも話題になっていました。これは大変でしょう、宣伝部さん。

3.録音、ライティングキーボード音、周囲に迷惑がかからない&かけなくて済む! ⇒はい。これも意外とあるあるですよね。キャストが話している最中に隣の記者が物凄い音たててパソコンのキーボード叩いている時、たまにあるでねすか? これ私は結構気になってしまうタイプだったのですが、もうウェビナー参加だと、こういうこともお互い気にしなくて良くなる。ビューアーは全員強制ミュートじゃ!

ということで、今ではもうすっかり当たり前のようにPCの前で人と話していますが、約14ヶ月前、はじめてオンライン記者会見というものを体験したのがこの「AI崩壊」の時でした。この時、最初は「どんな感じなんだろう」と少しワクワク有りつつも緊張していたのですが、今思えばほんの一瞬だけ。ログインしてしまえば、もうそこは会見場。キャストの皆さんの表情も、むしろはっきり捉えることができるし、本当に、オンライン会見はもっと活用されて欲しいなと思います。もちろん、独占インタビューの時などは、やはり生で会ってやるのが良い時もあるとおもいますが、基本的にはコロナが落ち着いても、オンライン会見の機会は増えていって欲しいなと思います。皆さんはどうですか?

 

【以下の記事は2020年5月19日に掲載されたものです】

映画『AI崩壊』ブルーレイ&DVDリリース前夜となる5月19日、大沢たかお、賀来賢人、岩田剛典、そして監督・脚本の入江悠が、それぞれオンライン上に集結し、事前に当選した約100名のファンと共に、オンライントークライブの時間を共有した。このイベントは、ブルーレイ&DVDリリースを記念して、劇場公開以来久々の再会となる4人が約100名の一般参加者を迎え、撮影を振り返り、参加者からの質問に答えるという生配信企画。

 

 

オンラインイベント開始直後に、主演をつとめた大沢は「みんなと会うのは本当に久しぶりです。まさかこんな感じで集まれると思っていなかったので…。少し緊張してます。」と笑顔で挨拶した。また、最近は家でどのように過ごしていますか?という質問に入江監督は「僕はシソを育てています。」とコメントすると、参加ユーザーからは「監督のTwitterでいつも見ています!」等、多くのコメントが寄せられ、序盤の緊張をほぐすように和やなムードでイベントが始まった。

 

賀来は、「現場では、たくさん大沢さんからお話をして頂いたりとか…、大沢さんが関係性をつくってくださったと思います。思った以上に大沢さんとしゃべれちゃった!と思いました。」と大沢との共演について語ると、大沢は「自然体で話が合うというか、きっと先輩に気を使っていたんだと思うけど(笑)。ヘビーなシーンが続いてたけれども、楽しくやれましたね。ただ、撮影の帰りに賀来君が『お疲れ様でした』って言って、僕(が乗っている車)を抜いて行ったんですよ。『抜いていくんだ~』と思いましたね(笑)」と会場の笑いを誘った。

 

 

一方、みんなとのシーンが少なかったという岩田は、「もうほとんど僕の出番は最初と最後だったんですよ。僕は最後の出番で久しぶりに現場に入って…、という緊張感の中でやりました。台本読んでいる時点で『わー、このシーンぜったい大変だ…!』と思っていたので、本当に緊張感がありました。」と、当時を振り返った。そんな岩田の様子を、大沢はこっそり見に行ったという。「岩田君と次に会ったのが、ほとんどクランアップの時だったから、どういうふうに気持ちを維持してたのかと思って。これを岩田君が決めなきゃいけないっていう難しいシーンだったので、岩田君が一人で集中しているところを見て、『プレッシャーに負けないんだな』って感心しました。」と大沢がコメントすると、岩田も安堵したような笑顔を見せた。

 

 

そのほか、ロケ地やセットでの思い出話も出ており、入江監督は「今回リリースとなるブルーレイ&DVDの中には、3時間を超える映像特典が入っているので、ぜひご覧頂きたいです。」と話し、また「この作品の撮影は2019年の1月だったんですが、大沢さん演じる桐生が、娘の心ちゃんの手を握ったシーンが印象に残っています。人との触れい合が尊いんだなという気がしています。ああいう場面をまた撮影できる日が戻ってくることを願っています。」と作品に込めた思いを語った。

 

 

岩田は「こういう時期だからこそ、皆さんにオンライントークライブを聞いて頂けて嬉しかった。本作品の状況と今の状況って、リンクしているなと前から思っていたので、是非“お家時間”にこの作品をご覧いただきたいです。」と伝えた。

 

賀来は「みなさんと時間が久々に共有できて楽しかったです。ありがとうござました。物凄く高い熱量で素晴らしいスタッフ、キャストで創った映画です。家で見ても、この臨場感は伝わると思います。」と作品をPRした。

 

最後に大沢は「こういう状況でもオンラインでこのようなイベントが開催出来て、作品を観てくれた方とも直接会話が出来て、本当に良かったなと思います。みんな普段は(イベントや舞台挨拶の時は)横並びで挨拶しているので、みんなの表情が見れて、楽しかったな、と感じます。パニックが起きた世の中で自分がどうやって生きて行くのか?という状況の作品です、皆さんも今は家の中にいる時間が長いと思うので、ぜひ鑑賞してください。」と、ライブトークイベントを締めくくった。

 

日本では今、映画やテレビドラマの撮影・収録がほとんど止まってしまっている。そんな中で、オンライン配信の仕組みを利用した生配信トークイベントは、きっとファンにとっても製作側にとっても、「新しいイベントの形」として有意義なものとなったに違いない。キャスト・監督、ファンが一緒に同じ時間を過ごすことが出来た、とてもアットホームな雰囲気のトークイベントとなった。

 

『AI崩壊』作品情報
AIが人間の生活に欠かせない存在となった10年後の日本。国民の個人データを掌握したAIが人間の価値を選別し、殺戮を始めた。日本中がパニックに陥る中、警察はAI開発者の桐生を容疑者と断定し、逃亡する桐生を日本中のAI監視網で追い詰める。AIはなぜ暴走したのかー?
『22年目の告白 ―私が殺人犯です―』『ジョーカー・ゲーム』等を手掛けた入江悠の監督・完全オリジナル脚本によるサスペンス超大作が誕生!俳優・大沢たかおが約4年半ぶりに映画の主演を務め、天才科学者・桐生浩介を熱演。賀来賢人、岩田剛典、広瀬アリス、松嶋菜々子、三浦友和ら豪華実力派キャストが集結。

『AI 崩壊』5月20日ブルーレイ&DVDリリース
【初回仕様】
ブルーレイ&DVDプレミアム・エディション 6,980 円(税込)
ブルーレイ&DVDセット 4,980 円(税込)
ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント
©2019映画「AI崩壊」製作委員会

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