あなたがもしピアノを弾けても、そうでなくても。 美しい思い出とフランス語、「天使にショパンの歌声を」を観に行こう。

エンターテイメント

一段と寒さが厳しくなってくる今日この頃。美しいカナダのケベック州の大自然と、修道寄宿学校で音楽を愛する女性たちが織りなす、美しい音楽映画「天使にショパンの歌声を」が、2017年1月14日(土)に公開となる。

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映画の舞台はカナダのケベック州にある修道院女学校。慎ましやかな寄宿舎で暮らす女生徒と先生である修道女(マザー)たちが奏でる音楽の音色は美しく響き渡る。

雪が木々も川も湖も全て凍らせ真っ白に覆い、雲は太陽を隠す、そんな寒さ厳しい冬の景観が、彼女たちの凛とした感覚を更に美しく際立たせている。

"LA PASSION D'AUGUSTINE" 

本作の原題は「La Passion d’Augustine」ということで、直訳すると「オーギュスティーヌの情熱」の意味。オーギュスティーヌは、本作の主人公で、この映画の舞台となる寄宿舎の女校長先生。音楽を愛し、音楽を愛する人々を愛する、厳しさの中に愛が溢れる優れた指導者だ。

近代化の影響と経済難による学校閉鎖の危機を乗り越えるため、彼女を中心に、生徒もマザーも一丸となって美しい音楽を披露してゆく。この美しい音楽を存続させてゆくために。人々の心に、彼女たちの情熱は届くのか――。

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女生徒たちの清楚な制服姿、美しく豊かな長い髪、ピアノの練習、美しい合唱の歌声はとても伸びやかで、きっと自分の学生時代を思い出すだろう。対照的にマザーたちの厳格で規律を重んじる生活習慣、黒の布で全身を覆う修道女服も印象的だ。年を重ね、知恵を得て大人になっても「時代の変化」とはある日突然に全ての人にやって来る。シンプルな題材の中にも、それぞれの女性たちの生きざまに迫るいくつものエピソードが散りばめられた本作を観れば、きっとまた一つ成長できるに違いない。

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そして、校長のマザー・オーギュスティーヌの姪であり、群を抜いたピアノの才能に恵まれた少女アリスを演じているのは、自身ピアニストとして活躍中しているライサンダー・メナード。劇中では彼女の美しい魅力的な姿を存分に堪能できるだろう。

映画『天使にショパンの歌声を』は、2017年1月14日(土)より、角川シネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほかにて全国ロードショー。

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原題・英題:「La Passion d’Augustine」
監督:レア・プール 『天国の青い蝶』『翼をください』
出演:セリーヌ・ボニアー、ライサンダー・メナード、ディアーヌ・ラヴァリー、ヴァレリー・ブレイズ、ピエレット・ロビタイユ、マリー・ティフォ、エリザベス・ギャニオン
カナダ/2015/フランス語/カラー/103分
(c)2015-8212-9294-9759 QUEBEC INC. (une filiale de Lyla Films Inc.)
公式サイト :tenshi-chopin.jp

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