「ローマの休日」「スパルタカス」「ジョニーは戦場へ行った」「パピヨン」など名作映画の数々を世に送り出した稀代の脚本家ダルトン・トランボ。一時、ハリウッドから嫌われながらも、偽名でアカデミー賞®を2度受賞した男の生涯を描いた話題の感動作「トランボ ハリウッドに最も嫌われた男」が、7月22日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ他にて全国公開となる。
世界的に大ヒットした傑作TVシリーズ「ブレイキング・バッド」のウォルター・ホワイト役で人気を博したブライアン・クランストンが、本作では伝説の脚本家ダルトン・トランボを演じ、本年度アカデミー賞®主演男優賞にノミネート。ダイアン・レイン、エル・ファニング、ヘレン・ミレンら実力派俳優が脇を固め「オースティン・パワーズ」シリーズや「ミート・ザ・ペアレンツ」シリーズで知られるジェイ・ローチ監督がメガホンをとった期待度の高い作品だ。
この度、ブライアン・クランストンの、「みんなを虜にさせる演技の秘密」に迫った特別映像が公開となったので紹介しよう。
https://youtu.be/rV9Svqlnugg
孤高の映画人として、そして愛すべき父親として、トランボのユニークかつ魅力的な人間性を体現し、見事アカデミー賞®主演男優賞初ノミネートを果たしたブライアン・クランストン。彼は1980年代から数多くのTVドラマに出演し、「マルコムin the middle」の父親役で注目を浴びた。その後、いまや彼の代表作となった大ヒットTVシリーズ「ブレイキング・バッド」で主人公の科学教師ウォルター・ホワイトを演じ大ブレイク。4度のエミー賞ドラマ部門主演男優賞受賞のほか、ゴールデン・グローブ賞、サテライト賞など数々の賞に輝いた。そんな彼が、ついに本作で映画初主演を果たした。この度公開された映像ではスタッフやキャスト達がブライアン・クランストンの魅力を語っている。
監督のジェイ・ローチが「トランボは性格的に矛盾を抱えているから、演じるのが難しい。だが、ブライアン・クランストンならできると思った」とクランストンの才能を高く評価し、共演のヘレン・ミレンは「役者はお互いの演技に恋をすることがあるの。彼の演技がそうよ!」と恋に落ちた事を告白!
口ひげとメガネで、本家のダルトン・トランボに似せようと役作りに挑んだクランストンは「外見が似るにつれ、本質に近づく気がしたんだ」と撮影を振り返る。また本作について「映画史に残る作品だ。権利のために闘うことの大切さを教えてくれる」と強いメッセージ性のある映画であることをアピール。
第二次世界大戦後、赤狩りが猛威をふるうアメリカ。その理不尽な弾圧はハリウッドにもおよび、売れっ子脚本家トランボは議会での証言を拒んだという理由で投獄されてしまう。やがて出所し、最愛の家族のもとに戻るトランボだったが、すでにハリウッドでのキャリアを絶たれた彼には仕事がなかった。しかし友人にこっそり脚本を託した「ローマの休日」に続き、偽名で書いた別の作品でもアカデミー賞に輝いたトランボは、再起への道を力強く歩み出すのだった…。
本作は、ブライアンのみならず、名だたる名俳優たちの競演で、まるでスクリーンからエネルギーがほとばしって溢れ出し、それを私たちの日常生活にわけてくれるかのような活力溢れる作品だ。ぜひ、劇場で体感してもらいたい。
「トランボ ハリウッドに最も嫌われた男」は、7月22 日(金)TOHOシネマズ シャンテほかにて全国ロードショー!
監督:ジェイ・ローチ 脚本:ジョン・マクナマラ
原作:ブルース・クック(「トランボ ハリウッドに最も嫌われた男」世界文化社刊)
出演:ブライアン・クランストン、ダイアン・レイン、エル・ファニング、ヘレン・ミレン
原題:TRUMBO 2015 年/アメリカ映画/上映時間:124 分/字幕翻訳:李静華
配給:東北新社 STAR CHANNEL MOVIES ©2015 Trumbo Productions, LLC. ALL RIGHTS RESERVED
公式サイト:trumbo-movie.jp