11月12日(土)公開、ホドロフスキーの幻の1本『ホドロフスキーの虹泥棒』の予告が解禁。

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鬼才アレハンドロ・ホドロフスキー監督が映画史に名を刻む3人の名優たちとコラボした幻の未公開作品『ホドロフスキーの虹泥棒』が、26年の時を経て日本で11月12日(土)公開となる。

予告編では、ホドロフスキー監督自らが再編集を施しデジタル化したことで、今は亡き、アカデミー賞(c)名誉賞受賞ピーター・オトゥール、ゴールデン・グローブ賞主演男優賞受賞オマー・シャリーフ、そしてドラキュラ伯爵役や『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズや『スター・ウォーズ』シリーズへの出演も記憶に新しいクリストファー・リーの3名優の生前の姿が鮮やかに蘇っている。

特に、最大の見せ場となる大洪水の中、必死に生きようとするオマー・シャリーフ(ディマ役)とピーター・オトゥール(メレアーグラ役)の身体を張った熱演は涙を誘う。ホドロフスキー監督の描き出す独特の映像美が凝縮された本作。芸術の秋にふさわしい映画の1本として、ぜひ劇場へ足を運んでみてはいかがだろうか。

『ホドロフスキーの虹泥棒』は、11月12日(土)よりアップリンクほかにて全国順次ロードショー。

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【STORY】
ルドルフ(クリストファー・リー)は飼い犬のダルメシアンにしか興味がない風変わりな大富豪。ある夜、彼の遺産にしか興味のない親族を招いて晩餐会を開いたが、そのさなかルドルフの常連の売春婦達-レインボウ・ガール-が到着する。招待客を差し置いて乱痴気騒ぎをするルドルフだったが、その場で心臓発作になり昏睡状態に陥ってしまう。早くも親族たちは遺産について言い争うが、ルドルフと同じく風変わりな甥のメレアーグラ(ピーター・オトゥール)に全ての遺産が渡ってしまうのではないかと気が気では無かった。親族たちのやり取りを聴いてしまったメレアーグラは愛犬クロノスと共にその場を静かに去ってしまう・・・。そして5年後、メレアーグラはコソ泥のディマ(オマー・シャリーフ)と地下下水道で暮らしていた。愛犬のクロノスは既に死んでしまっていたが、二人はメレアーグラの叔父ルドルフの死と相続できるであろう遺産を待ちわびて日々を暮らしていたのだが――。

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アレハンドロ・ホドロフスキー監督について:
メキシコで深夜上映されて大ヒットし、ジョン・レノンやアンディ・ウォーホルといったアーティストに絶賛され、カルト映画の代名詞となっている『エルトポ』(70)。そして英国に呼ばれて監督した初のメジャー資本大作であり、1990年にヨーロッパのみで公開されたのが本作『ホドロフスキーの虹泥棒』。アメリカや日本でも完全未公開の映画だ。撮影中のプロデューサーとの衝突により、完成後のプロモーションに一切関わらなかったホドロフスキー監督は、これまでにこの作品に関して大きく語らなかったが、『リアリティのダンス』で2014年に来日した際にこの作品が日本で未公開であった事に言及し、今回、ホドロフスキー監督自らの監修によるディレクターズ・カット版(92分・公開当時は87分)が完成し、日本でも陽の目を見ることになったのだという。
主演のピーター・オトゥールとオマー・シャリーフは、『アラビアのロレンス』(62)で初共演し、その後『将軍たちの夜』(67)で再共演して以来、本作が3度目の共演作となる。すでにこの世を去った3名優と鬼才ホドロフスキー監督が組んで、どんなものになっているのか、映画ファンにとっても興味深い作品といえる。

虹泥棒

【CAST】
ピーター・オトゥール、オマー・シャリーフ、クリストファー・リー、ジョアンナ・ディケンズ、イアン・デューリー
【STAFF】
監督:アレハンドロ・ホドロフスキー『エル・トポ』『リアリティのダンス』『ホドロフスキーのDUNE』
脚本:ベルタ・ドミンゲス・D『王子と乞食』
製作:ヴィンセント・ウィンター、ヴァルデマール・ズィーキ
製作総指揮:ヨハネス・ヴァイネック
撮影:ロニー・テイラー『ガンジー』『遠い夜明け』
編集:マウロ・ボナーニ『サンタ・サングレ/聖なる血』
音楽:ジーン・ミュージィ    1990年イギリス映画/92分/カラー/ステレオ/ビスタサイズ(ヨーロッパ・ビスタ)
配給:アーク・フィルムズ 配給協力・提供:是空 協力:TCエンタテインメントwww.rainbowthief.jp

© 1990 Rink Anstalt / © 1997 Pueblo Film Licensing Ltd

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