――冬来たる。「ゲーム・オブ・スローンズ」のファンミーティングが、今年の仕事納めと言ってもいいほどだった件

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日本ではスターチャンネルにて日米完全同時放送され、海外ドラマファンの情熱を沸き上がらせ続けている「ゲーム・オブ・スローンズ」。今年放送された第七章の最終話が、世界歴代視聴者数記録を更新したという話題も記憶に新しいが、スターチャンネルの提供で開催された本作のファンミーティング(2017年11月19日)の模様を、この場をかりて、ぜひレポートしたい。

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まずは最初に言っておきたいのだが、スターチャンネルを皆さんはご契約されているだろうか。…っていきなり宣伝かよ?と思われるかもしれないのだが、そんなつもりではない。私には物心ついたときから海外ドラマを見る習慣があり、大人になってからは日本で契約できるBS、CSの映画・ドラマチャンネルはほぼ全て網羅しないと気が済まないという状況になっていった。もちろんインターネット動画配信サービスも含めてである。そんな中でも、この数年の間で、本当に外すことが出来ないチャンネルとなったのが、スターチャンネルなのだ。

 

今、世界中で最も影響力のある海外ドラマと表しても過言ではない「ゲーム・オブ・スローンズ」だが、アメリカの放送と同タイミングで日本初放送をしてくれることをはじめ、本作を製作しているアメリカの有料ケーブルテレビ放送局HBOの作品をいちはやく届けてくれるという点においても、物凄いアドバンテージを持っている。そして何より、チャンネル加入者への手厚いサービスもまた、魅力のひとつとして挙げられる。

 

話を戻して、今回のGOTファンのための、スターチャンネル加入者「MY STAR CLUB会員」のファンミーティングの様子を報告しよう。

 

まずは会場入り口。ティリオン、ジョン、デナーリス、という顔ぶれの豪華タペストリー。迷うことなくお店に吸い込まれて行く。

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さらにGOTキャラクターたちのポスターが掲載されている。

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階段を降りて店内へ入ると、そこにはファンの面々が、サーセイやティリオンばりに、ワイン片手に集っているではないか。

今回のイベント、応募者数がおよそ2000人だったということで、かなりの競争率を勝ち抜いたファン100名が集合。入口でくじを引き、スターク家、ラニスター家など、家名毎のテーブルに席に着く。ちなみにテーブルは全部で12。ブラザーフッドやドラスク人などのグループもあり、物語の壮大さ、ファンの出席率の多さに圧倒される(笑)。

本イベントには、スペシャルゲストとして、ボイスキャストの花輪英司さん(ジョン・スノウ役)、清水理沙さん(デナーリス・ターガリエン役)、上田燿司さん(リトルフィンガーことピーター・ベイリッシュ役)が駆けつけてくれた。

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3名のボイスキャスト・トークは、大いなるネタバレも含むため、まだ第七章までご覧になっていな方のためにもここでは少し控えておきたいが、3人がそれぞれ嫌いなキャラクターを明かしたり、台本を持参して台詞を読んでくれたりと、吹替ファンにとっては非常に貴重な時間となった。ジョン役の花輪さんは、ジョフリーが大嫌いで、「ジョフリーの死に際に立ち会えなかった(その回で自分の出番がなかったから)ということをとても悔しがっており、会場も全員「うんうん」と納得している様子。清水さんはラムジー・ボルトンを、上田さんは「本当に卑劣な奴」、ということでマーリン・トラントを挙げていた。

 

そして「日本のファンの皆さんへ!」ということで、サー・ダヴォス役のリアム・カニンガムからのビデオレターも公開された。この日のために、ご本人が快諾して贈ってくれたのだという。普段劇中では険しい表情をしていることが多い彼が、とっても優しい笑顔でユーモアたっぷりに語るビデオは、心がこもっていて、GOTファンとしては非常に嬉しいものだった。

 

そんなこんなで、イベントも後半に。テーブル対抗のクイズ大会が始まった。テーブル毎の席になっていたので、うすうすこの流れについては予感していたが、会場の空気も一転し、どこか緊張感が漂い始めた。上位3チームには豪華賞品が用意され、何よりも「ゲーム・オブ・スローンズ」にどれだけ精通いているかが試されるのだから、それもそのはずである。

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さて、このクイズ大会で出題された問題と回答については、海外ドラマポータルサイト「海外ドラマNAVI」に詳しく載っているので、興味のある方はこちらからぜひチャレンジしてみて欲しい!

 

いかがだっただろうか。私が個人的に苦しんだのは、第5問のアリアの復讐リスト問題だった。まず、アリアの殺しのリスト、人数が多い(笑)。しかも一人とは限らない、というところで、必要以上に「あれ、この人も?この人もか? リストから外れた人は?」など、シンキングタイムが進むにつれて焦りながらの記憶の整理となり、結果、この問題が優勝への勝負の分かれ道になったような気がする。私が座らせて頂いたマーテル家のテーブルは、チーム成績で2位を獲得!!

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2位の商品は、アリア役メイジー・ウィリアムズと、ブラン役アイザック・ヘンプスッド=ライトのサイン! さらに正解して得たポイント数毎に貰える“夜の王”顔型製氷皿とを山分け。マーテル家でご一緒させて頂いた皆様、あらためて本当にありがとうございました! またどこかで共に戦いましょう! 

と、結構な集中力を要したクイズ大会を終え、あっという間の2時間半だったのだが、最後は全員にプレゼントが。大陸ウェスタロスの地図が描かれたカジュアルビッグトートバックの中には、なんとタンブラーも入っているではないか! 

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嬉し過ぎる。クイズ大会では、惜しくも優勝は出来なかった(→実は優勝に結構こだわっていたんだということが後々わかった)が、気持ち的には、十分やり切った感満載だ。実力は出しきった。後悔は無い。「なんだろう、この久しぶりに味わう達成感は…」イベント会場からの帰り道、私は何とも言えない充実感を一人かみしめながら、冬の近づく都会の夕暮れの中を歩いていた。

 

家に帰り、イベントのことを家族に話すと、「それは、本当に良かったね~。」と喜びながら、さりげなく私の勝ち得た賞品をかっさらっていこうとする。「こら!私が貰って来たんだから! 自分で応募しなよ!」「うっせー契約主はオレ様だ!」…と、いい年こいた大人たちがムキになってグッズ争奪戦を繰り広げることになるような海外ドラマ作品には、一生のうちでそんなにめったに出会えるものではない。そんな作品を日本で日米同時放送をし、さらにこんなファンのためのイベントまで開催してくれるなんて、こんなに贅沢なチャンネルは他には無いのである。

 

「ゲーム・オブ・スローンズ」の他にも、「ウエストワールド」や「フュード/確執 ベティ vs ジョーン」、「ビッグ・リトル・ライズ ~セレブママたちの憂うつ~」など、今年も素晴らしいアメリカのドラマ作品を日本でいちはやく視聴することができたのも、スターチャンネルのおかげだ。

あなたがもし、より“上質な作品”を求めるのならば、スターチャンネルの海外ドラマ作品を観ることを、私は強くおすすめしたい。もうすぐ「冬来たる」だ。寒い冬を家の中で快適に過ごすためにも、今からでも遅くはない。備えなければ。

 

スターチャンネルの『ゲーム・オブ・スローンズ』ファンミーティングレポートはこちらから。

 

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